Susieさん(B2)に書いていただいたレポートです。別記事でも紹介しています。
人と繋がること
生命理工学院 生命理工学系 学士2年 中筋 勇人
今回の立志会に参加させていただいた中筋です。当日はSusieと呼ばれていました(笑)(男ですが、友人に名付けられたので…)今回の立志会では、「人と人とが繋がることの大切さ」を感じました。これは、最初に聞いたプレゼンと、その後の「ぎろん」によるものです。
最初のプレゼンははっしーさんによるもので、「自分だけでなんとかするのではなく、人と協力することでプロジェクトを成功させることができる。そうやって価値を生み出すことが私たちの義務だから、どんどん人と繋がっていこう!」という内容でした。
そしてその後の「ぎろん」では、普段は知り合えない多様な人たちと様々な話をしました。珍しいバックグラウンドを持っていて来年から僕の地元近くで地方創生プロジェクトをやるめっちゃおもしろい先輩、「大学で求められることと自分がやりたいことの微妙なずれ」という僕と同じような悩みを持つ同級生、よく知っていたつもりだったけど切実な悩みを吐露して新たな一面を見せる芸術家、僕と同じ系に所属しているのに大学での勉強を僕とは少し違った捉え方をしていた友人、「何かしたい」のに何がしたいのか分からず悩むフレッシュマン……。これらのエキサイティングな人たちとの対話は、「この人ともっとサシで話したい!」、「この人とならいつか何かが生み出せそう!」の連続で、とても刺激的でした。
このように立志会は、普段知り合えない人たちと出会う場を与えてくれます。また、「ぎろん」では話題が連想ゲームのようにどんどん広がっていくことがよくあります。しかし、逆に言えば今の立志会がしてくれるのはそのような出会いや視野の拡張だけであり、短い時間での発散型の「ぎろん」では何かを生み出す(収束させる)ことは難しいでしょう。立志会が着火剤のような役割を目標としているのなら、それはそれで良いことだと思いますが、そうやって飛び散った火花を大きな炎に育てないともったいないとも思います。だから私は、このように立志会で出会った人たちとコミュニケーションを続けています。いつかこのような関係の中から新たな「価値」が生まれることを期待して…。
「人との繋がり」、これはすごく大事なことだと思います。短い間の「ぎろん」でも、多様な人たちと語り合うことで違った観点を学んだり、全く新たな発想を得たり、共感したりと、刺激を得ることができるからです。性格とか枠組みとか過去の自分とかに捕われず、安定志向とか日和見主義とか置いといて、周りの視線とか陰/陽キャとかボキャ貧とか放っておいて、まずは一歩踏み出してみること、連絡先を交換してみることから全てが始まるんだと思います。本当の価値はそうやって炎が大きくなった後から見えてくるものではないでしょうか。僕ももっとたくさんの人と知り合いたいので、毎日同じ人と話していて閉ざされたコミュニティーにちょっとつまらないな、と感じている人はぜひ次回の立志会に参加してみて下さい!
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