やすDさん(D4)に書いていただいたレポートです。
別記事でも紹介しています。
https://titechrissikai.wixsite.com/home/blank/第%EF%BC%93回立志会開催しました
第3回立志会の感想
ペンネーム:やすD(知能システム科学専攻 博士4年 安田翔也)
今回も楽しかったです!ただ、議論すること自体が目的なので、哲学的な問答に行き着いて
しまいモヤモヤが残りますね。こればっかりは運営側で能動的に誘導してあげないと改善で
きないかも。されど焦らず。難しいですね。
ところで先日、Twitterでとても興味深い投稿を見つけました。曰く、昭和時代を生き抜く鍵は、巨人の星に描かれたような「努力」であり、平成時代は、ワンピースに描かれたような「仲間作り」であったと。
古今東西、志のある人間が最初に思いつくことは、「同志を集めて議論しよう」「議論の中から面白いアイデアが見つかるだろう」というのが相場と決まっている。といっても、実際に行動を起こせる人間はほんの1%くらいしかいないのだから、議論を始めた時点でとてもエラい。で、そうやって議論を繰り返すうちに、彼らはやがて2つのパターンに分かれる。1つは、「議論ばかりでは何も始まらない」「好きなことを一つ決めて、手を動かして結果を出さなければいけない」と考える努力型の人間。彼らは、○○コンテストとか○○開発とか、そういうものにチャレンジして知識や技術を磨き始める。僕としてはこちらのパターンをオススメしたいのだが、日本の企業にはあまり重宝されないようで、たいていは薄給エンジニアとしてこき使われる。2つ目は、まあ実際には過半数がこちらのパターンに転がるのだが、「人と人を繋ごう」「プラットフォームを作ろう」と考える仲間作り型の人間。言っちゃ悪いが、楽して実績を積みたいとか、高みの見物がしたいといった怠け者に多い発想で、実際、何もできないまま卒業・就活の時期を迎える。ただ皮肉なことに、潤滑油のような人間は企業にはたいそう気に入られるようで、何も成さなかった割には大手の企業にバンバン入っていく。
まあそんなわけで、皆さんは昭和と平成のどっちを目指しますか?それとも、どちらでもない、新時代を行く抜く鍵を見つけたいですか?これからの立志会がますます楽しみです!
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