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新年立志会参加レポート

とべっちさん(B2)に書いていただいたレポートです。別記事でも紹介しています。

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参加者同士の関係とは何か、  ―2月9日新年立志会を経て―

                     環境社会理工学院建築学系2年 戸邉尭暉

 「アイスブレイク 恋人作り♡ ・1人3分、自分について話し続ける ・聞き手は頷くだけ‼ ・その後、気になったことを話す時間(3分)」と書かれたプレゼンスライドが映されると、私たちは4、5人のグループ内で自分の価値観を人に伝えはじめた。

と、当たり前のように書き始めたが、メンバー、少なくとも私は、何を求めて話はじめたのだろうか?延いてはなぜ、自然と話が出来る環境が作られているのだろうか?

 まず、着席した後のことだ。私にとって初対面の相手が、自分のことを知っていると言う。話を聞くと、私がよく文系の授業で前席に座っているため、一方的に知っていたのだそうだ。確かに、演劇の役者と観客のような立場であれば、よくおこりうることだ。対話を通じて、今までの一方的な状態が見出されたのだ。

 次に、冒頭のお題でメンバーの意見を聞いている時のことである。彼女が好意的に語ってくれた内容が、自分が外部で携わっているプロジェクトについてではないか。私は、しっかりと観察し、いいねと感じた思いを大切にしていれば、各々のアクションがどこかで影響を及ぼし合っていることを実感した。もはや頷くだけの聞き手ではいられなくなった。

 これらは私個人の体験であるが、似た経験をした人も多いのではないか。それは、皆それぞれの物語を積み上げていく過程で、たとえ表面化しなくとも、互いの活動の範疇が重なり合っているからだ。すると、新年立志会では「参加者同士を良く知ろう」と新たな関わりを“築く”ことを目指す一方、今そこにある関わりに“気付く”ことが、できたのではないだろうか。当然のことながら、私達は専門科目や課外活動で一定程度、自分で意識している関係性に縛られている。その中で、立志会は「回毎に自由に参加してよい。」とオープンで、互いがもっている関係性を伝え、認め合うことが出来る環境なのだ。


 僭越ながら、この文章を読んでくださった方は、自身が培った様々なストーリーを更新しつつも持ち続けて欲しいと思う。そして、それを共有したいと思った時に、できる場を求めていただきたい。そう感じて私は話をはじめたのであろう。

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