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新年立志会、開催しました!

文責:じゅな棒(ドジョウ)

2月7日に新年立志会が開催されました!

新年立志会には、いつもの立志会と違いプレゼンターはいません。「自分の人生の3つの柱」を考えて発表することを最終的なアウトプットとし、参加者同士の交流を重視した様々な企画を行いました。18名中、5名もの方が初めて参加してくださり、新年らしいフレッシュな雰囲気のもと楽しく「ぎろん」が展開されていきました。


今回の総括

 真冬で体が凍りそう、初めて会う人も多くて緊張でガッチガチ…なんて方のために用意しておいた、とっておきの今回のアイスブレイクは「妄想自己紹介」!参加者は、名前やあだ名も言わないようにして、自分が理想とする○○などの動物や○○などのモノになりきって、自己紹介しました。そのモノになりきるということは、その人のその「モノ」に対する個人的で色とりどりな視点がわかりますよね。あるモノについて、今まで見たことのない視点から解釈している方が沢山いて、意外にも多くの気づきを得られるアイスブレイクとなりました。


 体がほぐれてきたところで、いよいよワークショップの始まりです。二人一組になって、それぞれのルーツをたどるインタビューをしていきました。小学校時代、中学・高校時代、大学時代の3つに分けて、それぞれの時代の自分について交代で話していきました。その後、お互いに対してどんな感想を持ったかレビューし合いました。今までの自分を振り返ってみて、相手に自分がどんな人かをまとめてもらったことで、

今の自分が「妄想自己紹介」で話した理想の自分と意外と近い生き方ができていることに気づいた

という素敵な意見もいただけました。自分が何を柱に生きてきたのか、話しているうちに気づいた方も多いのではないでしょうか。


 さて、一対一でたっぷり話し込んだ後は、これを楽しみに来てくださる方も多い「フリーディスカッション」の時間です。参加者の中から話したいテーマを募集し、今回は「原風景について」「社会貢献とは、役に立つとは」「プライバシーについて」の3つのテーマが挙がりました。

原風景とは人の心の奥にある一番最初の風景のことですが、今回は、今までの人生で一番印象の強い風景、というようなニュアンスでのぎろんがなされていました。写真を撮るのが好きになったきっかけの情景を話す人もいれば、何度も見る奇妙な夢の話をする人もいて、

原風景はただの空間だけではおさまらず、様々な感情が同時に想起される情景のこと

なのだとわかりました。

また、研究において社会貢献をすべきなのかどうかについては意見が割れましたが、

社会に余裕がないから目先の成果を目指し、役に立つ研究をしなければいけないのではないか。
余裕のない中でも純粋研究の世界は別に存在させ、自由な発想や偶然から生まれる成果を大切にできる世の中でありたい。

という、結局すべては何かしらの成果に繋がり得るとの見方もありました。

プライバシーの話では、SNSを正しく使えずプライバシーの被害に遭う人をなくすための教育が必要という話から、「教育と投票」の話に発展し、

投票について意見を交わせる場はあまりない。匿名はみんな話せる良いシステムにも思えるが、過剰に相手を攻撃できるし案外まともな議論ができないのかもしれない。人の意見に対して寛容な社会になるための教育が必要。

といった意見があがったようです。

20分という短いディスカッションでしたが、今回もそれぞれのテーマで色々な方向に「ぎろん」が発散していったようですね。


 自分の意見を思い思いに発散させた後は、話し合いで得られた気づきも踏まえながら「人生の3つの柱」を紙に描いて発表しました。文字だけ描いたり、絵だけ描いたり、切込みを入れて冊子形式にしたり、文字や絵は描かずに立体作品にしたり…ここでも個性あふれる展開となりました。

発散も収束もでき、自分の本質にも相手の本質にも迫れた、盛りだくさんな新年立志会となりました。



参加者によるレポート

今回参加者のかのこさんに書いていただいたレポートを別記事にて紹介しています。

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