2019年2月17日読了時間: 3分

新年立志会、開催しました！

2月8日に新年立志会が開催されました！今回は、「参加者同士をよく知ろう！」というテーマのもと、新年らしく抱負などを語り合いました。今回も様々な分野から27人の学部生や院生、科目等履修生、ロボットなどに来ていただきました。いろいろな人の多様な考え方に触れて刺激しあう中で、自分を見つめ直すきっかけにもなる、そんな新年らしい「ぎろん」ができ、とても盛り上がりました。

今回の総括

　今回の「ぎろん」の口火を切ったのは、「恋人作り♡」というなかなか衝撃的なアイスブレイク。これは、4人のグループで行いました。まずはグループ内のひとりが自分自身のことについて3分間話したあと、1分間のQ&Aでその人を少しだけ掘り下げるというものです。「恋人作り♡」という名前がついたのは、3分間聞き手は話してはならず、ひたすら頷き続けるという様子が、恋人作りを連想させたからだとか。3分は意外と長いもので、何を話そうか、と詰まってしまう人もいましたが、いつもの雑談からは一線を越えて、お互いのことをよく知るとても良いきっかけとなりました。

　自分自身についてフォーカスし、話す準備もできたところで、フリーディスカッションの始まりです。今回は、いつも以上にざっくばらんに自分自身のことを語れるようにと、始めに挙がったトピックは、あだ名、恋人作り、その他、質問攻め。「質問攻め」ではその名の通り、参加者のひとりを輪の真ん中に立て、周りの人が気の済むまで質問を投げ続けるということが行われていました。質問とそれ対する回答から、その人の普段の考え方に触れられる、新年立志会ならではのコーナーです。アイスブレイクでこの人の話、もっと聞きたい！と勢いがついたこともあり、とても盛り上がりました。

　また留学生もたくさん参加していたこともあり、出身地の話や外国人から見た日本人の話題も出ました。文化に関する話では、こんな洞察もありました。

日本人は、美術館など格式あるものを文化体験として重んじているようだ。それは素晴らしいことだが、Youtubeや漫画などももっと文化として認めてもいいのではないか。

多様な視点があるからこそ気づけることがある、まさにそれが、「ぎろん」の楽しさではないでしょうか。

　今回の新年立志会では「参加者同士をよく知り、仲良くなること」の他にも、実は意図されていたことがありました。それは、全体を通して自分自身について深く考えること、です。自分の意見や興味あることについて語ったり、他の人の考え方やパッションに触れたりする。そうやって、その人の考えに共感したり、少し違う視点だと意識したりできる環境で、自分自身でも知らない自分に出会える、そんな場になったのではないかと思います。

　ひとしきり話したところで、さあ新年立志会はここからが本番です。いよいよ、新年らしく、みんなで抱負を語りましょう。ということで、まずはきっかり5分間で抱負を絵にしてもらいました。いきなり抱負を一枚の紙にまとめ上げるのは案外難しいですが、ひとつのコンセプトにイメージを集約させます。考えていることをぎゅっと、思いを込めて詰め込むことで、その人らしさの強調された、個性あふれる抱負。それを反映させたいと思った色と線で、創意工夫を凝らして発表しました。中には、紙を最後に破ることで価値観を表現する人や、あえて文字だけで臨んだ人、白紙で抱負を表現した人、そして向きによって異なる解釈ができる絵を描いた人もいました。どんなことが語られたのか、本当に多種多様な価値観のおもしろさを、その時語られた言葉も含めて紹介したい気持ちで山々ですが、今回は写真のみでご紹介させていただこうと思います。